胃の内視鏡検査では、検査前に喉(のど)の局所麻酔薬と鎮静剤を使用します。 鎮静剤によって不安と苦痛が緩和され、検査が多少苦しくとも記憶に残りにくくなります。 検査は熟練した医師が行うと通常5~6分で終了します。 これまでの検査が苦しかった方、のどが敏感でむせやすい方は、やや強めの鎮静剤を使用することもできますので申し出てください。
前日の夕食は、午後八時までには済ませてください。睡眠は十分にとった方が楽に受けられます。 寝る前にコップ1杯程度の白湯または水をのんで下さい。
朝食は、食べずにお茶かスポーツドリンクまたは透明なジュース程度にしてください。 (コップ1~2杯程度)
検査中の顔色を観察しますので化粧はできるだけ避けて、口紅も取ってください。 衣服は、脱ぎやすく体を締めないゆったりしたものがいいでしょう。 たばこは、検査当日は吸わないでください。
検査後半日(12時間)は、鎮静剤が残っていますので乗り物・機械などの運転はしないでください。 検査後の食べ物は、消化のよくない物やこってりした食べ物をさけて、 消化のよい煮物・和食・麺類などにしてください。 検査を受けた日は、遠出・運動をさけて静かな生活を過ごしてください。
前日の夕食は、午後八時までには済ませてください。睡眠は十分にとった方が楽に受けられます。寝る前にコップ1杯程度の白湯または水をのんで下さい。
朝食は、食べずにお茶かスポーツドリンクまたは透明なジュース程度にしてください。 (コップ1~2杯程度)
検査中の顔色を観察しますので化粧はできるだけ避けて、口紅も取ってください。 衣服は、脱ぎやすく体を締めないゆったりしたものがいいでしょう。 たばこは、検査当日は吸わないでください。
検査後半日(12時間)は、鎮静剤が残っていますので乗り物・機械などの運転はしないでください。 検査後の食べ物は、消化のよくない物やこってりした食べ物をさけて、 消化のよい煮物・和食・麺類などにしてください。
検査を受けた日は、遠出・運動をさけて静かな生活を過ごしてください。
胃の内視鏡検査では、食道から十二指腸上部まで観察できます。 そのため食道疾患・胃疾患・十二指腸と、膵管胆管の開口部の疾患を診断することができます。また内視鏡によって早期胃癌・ポリープなどの小さい病変は切除が可能です。
胸焼け、胸のつかえ・痛みなど 食道の症状の方、上腹部の痛み、吐き気・嘔吐、食欲不振の胃腸症状がある方、胃の検診で精密検査の指示をうけた方が対象です。 検査は熟練した医師が行うと通常5~6分で終了します。
診断と治療という点では、画期的な検査方法といえます。 これから胃や大腸に関しては、ごく小さな病変が見つかり、診断と治療がいっぺんにできる内視鏡検査を主流にする施設が多くなると思います。 内視鏡は、今は専門施設で受ければ必ずしも苦痛はありません。
できるだけ楽に精密な検査が受けられるように努めています。
びらん性胃炎
主にピロリ菌のよって引き起こされる胃炎で俗に言う「胃が荒れた」状態をさしています。 胃炎が長く続くと胃癌が発生する可能性が高くなります。
胃ポリープ
胃ポリープは胃が「荒れていない」証拠です。ごく一部のポリープ以外は良性です。 良性で安全なポリープかどうかは内視鏡にて専門医に判断してもらいましょう。 (大腸ポリープは、悪性化するものがかなりあります。)
胃・十二指腸潰瘍
胃・十二指腸潰瘍の原因は大部分ピロリ菌が関係しています。 潰瘍を根本的に治すためにはピロリ菌の除菌が必要です。 このサイトのピロリ菌のページをご参照ください。
胃癌
胃癌は、慢性胃炎をベースに発生することが多いとされています。 ピロリ菌陽性の方は、陰性の場合よりかなり胃癌になる確率が高くなります。
定期的(年一回程度)の胃カメラ検査をお勧めします。
食道がん
食道がんは、たばこを吸っている男性に多く、また熱い食べ物が好きな方にも発生しやすいとされています。 最近、欧米型の食道がんの発生が専門家の注目をあつめています。